各所で発見される不自然な死体。それに伴って広がる殺人茸の噂。都市伝説がごとく、人々は、笑い世間話の種にする。そう、だれも実物を見たことがないから・・・。しかし、火のないところに煙が立たないように、殺人茸もまた実在する。偶然の摂取による事故か、はたまた、誰かによる恣意的な犯行か。難航する捜査の中、一人の女が暗躍する。女は、男を誘惑し、落とし入れ、搾りつくす。残るのは、干からびた死体だけ・・・・・・。本編p24おまけp8(作品名:愛魚)